〜ブリッツ・オブ・スピリット〜

 「何してるの?新入りガード君?」
俺がスピラに放り出されてから一ヶ月。
ユウナやリュック、ワッカにルールー達に出会ってからそれだけ経った訳だ。
いい加減ザナルカンドが懐かしくなってきた・・・
 「ボール磨いてる」
 「あら?エースがボール磨き?」
 「基本は大事ッス」
そう。俺はザナルカンド・エイブスのエース、ティーダだ。
・・・・今は訳あってビサイド・オーラカに所属してるけど・・・
 「おぉ!?ティーダ精が出るな!!」
 「ワッカも遊んでないで手伝えよ・・リーグ戦近いんだぞ?」
 「俺は出ないも〜ん」
このボールはいつの時代も変わらない。
今も2000年の昔も。
このボールを見てると思い出す・・・な。やっぱ・・死んじまったのか・・・・・?
ジルの奴・・・・

 「ティーダさん!交流試合したいそうです!!」
ビサイド・オーラカの選手、ダットとキッパが騒ぎながら控え室に駆け込んできた。
ルカはさすがに整備も整っている。
 「お♪どこッスか?」
 「それが・・・ルカ・ゴワーズの連中なんス」
 「ぶ!?ゴワーズだって?こないだボロ負けしたじゃんか!!」
 「・・・1−4でしたよね・・・」
 「点入れたのティーダさんだけだし・・・」
 「なんなんだろうな?俺達・・・」
それっきりティーダは口を閉ざして黙々とボールを磨き始めた。
 「・・・どうするんすか?止めますか・・・?」
キッパが心配そうにティーダの顔色を伺う。
 「・・・やっちゃいなよ!」
ずっとルールーと雑談していたユウナが割って入った。
 「・・・・・」
 「コラ!ザナルカンド・エイブスのエース!!キミがしっかりしてなきゃ!」
眉ねを寄せて少し怒った風でユウナがティーダに詰め寄った。
しかしティーダはどこか上の空で応えただけだった。
 「そ・・・ッスね・・」
ふうとユウナが嘆息して人差し指をぴっと立てて言った。
 「頑張ってッス!」
 「・・・頑張るッス!」
上手く言いくるめられた気がする。
ルールーが端で少し笑っているのが見えた。

 (それにしても・・・思い出してしょうがない・・ジルはどうしたんだろう?)
ジル。ジル・エンダー。俺の始めてのファンだ。
4年前、俺はザナルカンド・エイブスにその時から所属していた。
ただし文字通りボール磨きみたいな物だった。
俺が・・・エースまで上りつめたのもジルのお陰・・かもな。

・・・・・・・・

4年前ザナルカンド。
眠る事のない都市。
今はブリッツのシーズンだけあって街中ありとあらゆる光で照らし出されていた。
ここはザナルカンド・エイブスの控え室である。
その部屋の片隅でボールを磨いてる奴・・・俺だ。
 「おい!ティーダ!!そろそろ試合だ!準備しとけ!」
 「うーっす。買出し行ってきま〜す!」
机の上に磨き終えたボールを置き、俺は選手のドリンクを買いに走った。
それが俺の役割だった。
・・・もちろんシーズンオフは練習もしたさ。・・いやシーズン中も一人で・・・
俺が試合に出してくれない理由は明確だった。
ただ・・・若すぎる。
中には俺を試合に出すって推薦してくれた人もいたみたいだ。
ただ、ジェクトの息子って理由で。
親父・・英雄ジェクトって言われてるみたいだけど・・アイツの息子だからって試合に出るのは絶対に
嫌だ。俺はあの男・・・キライだ。

シーズン中はこのハイウェイは一般通行できる。
普段は車やらなんやらでごったかえしているココも今は静かだ。
 「え・・っと。店は10番ポートだったよな?」
俺は一人ごちながら店に歩を進めた。
すると店から少年・・・8歳くらいか?が飛び出してきた。
  
 ドン!!

 「わっと!」
 「おじさんの分からず屋!!いいじゃん余ってるんだったら!!」
 「うるさいガキだな!!それじゃあ商売になりやしねぇ!!」
 「ふんだ!!!」
走っていった。
この男の子こそジル・エンダーである。
 「どーしたんスか?」
 「あ?ティーダか。あのガキがよ、チケットを2000ギルで売ってくれだと。」
 「2000ギル?子供にしちゃ大金じゃないッスか!」
 「ああ。でもチケットの定価は8000ギルだ。6000足んねぇ」
 「高っ!!そんなに高かったんスか!!?」
おじさんがチケットの束を団扇のような仕草で扇ぎながら言った。
 「そーだよ。おめぇさんは幸せもんだよ。タダで見れるんだからよ」
 「・・・見るだけなのにそんなするんスか・・・」
 「だぁ!!いつものドリンクだろ!!?そこに置いてるから持ってけ!!」
俺はとりあえずドリンクを6本・・人数分持って店を後にした。
ハイウェイをUターンして走っていた俺はさっきの男の子を見かけた。
 (あ・・さっきの・・)
どうしてだろう?俺はその時どうしてこの男の子をかまったんだろう?
それが俺の人生を大きく変えることになるとは・・・
 
 「どーしたッスか?」
 「・・・・誰だよ・・兄ちゃんは・・」
体操座りした少年が横目でティーダを睨んだ。
 「よこぞ聞いてくれたッス!いずれはザナルカンド・エイブスのエース(仮)ティーダッス!!」
 「エイブス!?兄ちゃんエイブスの選手なのか!!?」
 「いんや。ボール磨き」
 「なんだ下っ端か・・・」 
 「いまはな。・・・・チケット買えなかって残念だったな」
 「見てたの!!?」
少年が顔を赤らめて叫んできた。ティーダは半歩退き、嘆息して言った。
 「店先でぶつかったじゃんか・・・覚えてない・・ッスか?」
 「あ・・あんときの鈍くさい兄ちゃんか・・・」
 「鈍くさい・・・」
 「2000ギルもさ。どうやって貯めたんスか?」
 「そんなことまで知ってんのかよ・・・」
 「ブリッツに重要なのは洞察力と好奇心ッス!!」
 「プ・・・説得力ないよ・・」
 「そ・・・そッスか・・?」
その時初めてジルは笑ってくれた・・・そしてお互いに自己紹介を済ませて・・どうしたんだっけな?
そうだ。俺が試合を見せることになって・・・
 「お金はバイトして貯めた。5ヶ月もかかったんだよ?」
 「親は連れて行ってくれないのか?」
 「母さん病弱で寝たきり。生計は俺がバイトして立ててるんだ。」
 「・・親父さんは?」
 「毎日飲んだ暮れてる・・・あんな奴・・嫌いだ・・」
 「・・・・ふぅ・・どこの家でそうなんだな。」
 「ティーダのお父さんも?」
この時俺はジルと自分を重ね合わせていたのかもしれない。
俺は嘆息して言った。
 「あんな奴嫌いだね。・・・もういないけど・・・海に出たままどっか行っちゃった」
 「そっか・・・お互い苦労してるんだね・・」
 「ははは♪こーんなガキに同情されるなんてな!!」
 「うるさい!!ティーダもガキじゃんか!!」
 「俺はもう14歳ですよーだ!」
俺はふと自分の手の中にドリンクを持ってることに気づいた。
 「あ!!早く行かないとヤバイッス!!これ届けないと!!」
 「行くって・・どこ?」
 「エイブス控え室!!間に合うかな??」
 「・・・・僕も連れてって・・」
 「へ?」
 「僕に・・・僕に試合を見させてください!!!!」


 『さぁ!!ブリッツオフをあと数分まで迎えました!!両チーム入場です!!』
 『西方!!ザナルカンド・ロアルド!!!』
 『東方!!今回のブリッツ・ザナルカンドカップの目玉!!』
 『ザナルカンド・エイブーーース!!!!』
おおおおおおお!!!と歓声が沸き起こるなか、俺とジルは選手席に座って観戦していた。
 「すっげぇ!!まさかこんなところでタダで見えるなんて!!」
 「俺はいっつもここで見てるッス」
 「いっつも補欠ってことじゃんか・・・自慢できないよ」
 「ハハ♪そうッスね」
 「・・・くやしくないの?」
 「・・・え?」
 「試合・・出たくないの?」
 「試合・・ッスか」
 「だって・・・・!!」
 「おおーーーーい!!ティーダ!!練習用のボール取ってくれ!!」
 「あ・・キルマさんが呼んでる」
 「え!?あのエイブスの監督の!!??」
 「うーーっす!!行っきま〜す!!」
ティーダはボール上空に投げ上げ、それを鼻先でトラップした。
再度持ち上げられたボールを上空で身体を反転させ・・・シュート!!!!
ティーダの放ったシュートがはるか遠方で叫んでいる監督の元へ飛んでいった。
 「サンキュー!!」
 「うっす!!!」
ジルはただポカンとティーダの横顔を眺めて・・つぶやいた。
 「す・・・すげぇ!!?それだけの実力あるなら絶対試合で通用するって!!」
 「で・・でもなぁジル?」
 「ティーダ!!この試合終わったら決勝だよね!!!?」
 「ん・・・ああ・・」
 「決勝に出て!!それで・・それでティーダがシュート決めたら・・・!!」
 「お・・おいおい・・・」
 「決めたら・・・僕・・・親父に一発殴る!!」
 「へ?」
 「ずっと・・ずっと親父に耐えてきた。一発ぶちかましたかった・・でも勇気がなかった・・」
 「ティーダ!!ティーダがやったら僕勇気を持てる!!!」
 「ジル・・・・」

 『さぁ!!いよいよブリッツオフです!!!注水が始まりました!!!』
巨大な球の中におびただしい量の水で満たされ行く。
そして・・・・・
 『ブリッツ・・・オフ!!!!!』


その試合は3−1でエイブスの勝利で終了した。
そう。ザナルカンドカップの決勝進出の切符を獲得したんだ。
その時・・俺は覚悟した。
決勝は・・・俺が勝ちに導くと・・・・

 「次の試合・・出して欲しいだと?」
 「お願いです!!ジルと約束したんだ!!!」
 「おまえ・・次は決勝だぞ・・・?」
 「勝ちます!!絶対に!!!」
 「おいおい・・・一体誰と変われってんだよ・・・」
一週間後の控え室で俺と監督は言い合っていた。
監督が言うには俺の実力でも十分通用するって言ってた。
でも・・でも俺が出れない理由・・・経験不足。そして若すぎる・・ってことらしい。
 「なぁ・・キルマ・・・」
 「・・・・ガルドか・・・」
ガルド。エイブス年輩の選手である。
親父・・・ジェクトと同期の選手で、もう大分歳を食っている。
 「ジェクトの野郎の初試合って・・・14歳のザナルカンドカップ決勝じゃなかったか?」
 「ティーダと同じ条件だ。」
 「分かっている・・・だがティーダにはまだ!!大体誰がベンチに行くんだ!?」
 「俺が行く。」
 「ガルドさん!!!??」
 「ティーダ・・いいか?絶対に勝てよ?おまえのポジションはジェクトと同じ・・・」
 「レフトフォワードだ。」
 「うっす!!」
 「おいおいおい・・・まぁ・・いいか。」
 「ティーダ勝てよ!!!?」
 「うっす!!優勝ッス!!」

こうして俺は決勝出場の了解を得たんだ。
ジルに伝えた時はめちゃくちゃ喜んでたっけなぁ・・・

 『さぁ!!いよいよ!!まもなくザナルカンドカップ決勝ブリッツオフです!!』
 『今回のエイブスの出場者に変化が見られますね』
 『んん!!?これは!!?弱冠14歳の少年が登録されております!!』
 『エイブス勝負を捨てたか??それとも凄まじい隠しだまか!!?』

 「ティーダ・・準備はいいか・・?」
 「うっす!!」
 「いいか?エイブスの間では試合前に必ずする暗黙の了解って奴がある。」
 「・・?」
 「おい!皆こい!!」
 「「うぃ〜っす!!」」
エイブスのメンバーが揃い円陣を組む。その中に俺の姿もあったんだ。
 「ザナルカンド・エイブス!!!」
リーダー各の選手が叫ぶ。
すると弾けたように全員が・・・・

 「「優勝!!!!」」

 『さぁ!!いよいよブリッツオフです!!注水も今・・今終了いたしました!!』
観客席にはジルの姿もあった・・・
前日に俺が全財産はたいてチケットをあげたッス・・・
 「ティーダ!!絶対優勝だ!!!」
ジルの声が届いたかどうかは分からない。
だが確かに・・確かにティーダは水中の中でジルに向けて親指を立てた。

 『ブリッツオフ!!』

選手が一斉に散った。
どうやらファーストボールはエイブスの先制らしい。
ティーダは左から回り込むように全力で泳いでゴール付近で停止した。
中央のフォワードのバドが相手チーム、ザナルカンド・グラウドの選手とエンカウントした。
 (ち・・・二人か・・きついな・・)
バドが胸中で一人ごちる。
予測どおり二人が強烈なタックルを繰り出した!!
バドはうまく耐えて、ボールを小脇に、再びドリブルし出した。

 (ティーダ!!パスだ!!!!)
バドの放ったパスが弧を描きティーダの手中に収まった。
 (このまま全身ッス!!)
ティーダがゴールに向かって泳いだ・・その時!!
 (!!!!!!)
背中に強烈な痛みが走る!!
背後から相手チームが蹴りを入れたらしい。
 (放してたまるか!!!)
ティーダは崩れた体制のままゴール目掛けてシュートを放った。
不安定なシュートはやはり空しくゴールを外れた。

この調子でハーフタイムに入った。
 
 「ぜえ・・・ぜえ・・・・」
 「おい?ティーダ大丈夫か?息上がってるぞ?」
 「大丈夫ッス!」
 「おい!!?ここは立ち入り禁止だ!!あ!!こらガキ!!!」
何やら外が騒がしい・・と思った瞬間控え室に小さい影が飛び込んできた。ジルだ。
 「ティーダ!!」
 「ジル!!?」
 「ティーダ!あのシュート決めてよ!!こないだ打ったやつ!!」
 「あ・・ああ・・でも相手の守りが堅くて・・・」
 「堅かったら崩すッス!!!」
ジルが握りこぶしを作ってティーダに放った。すると、控え室で休憩していた選手が全員・・
 「うぃっす!!守りは俺達が崩す!!」
 「ティーダは・・打ってくれよ!?お得意のシュートをよ!!」
 「ジェクトさんの得意技がジェクトシュートならおまえのはさしずめティーダシュートだな」
 「ティーダシュート・・・分かったッス!!決めるッス!!」
 「ザナルカンド・エイブス!!!」
 「「優勝!!!」」

 『さぁ!後半戦開始です!!後半はどのような動きを見せてくれるのでしょうか!!?』
  
ボールは今度はグラウドのほうに回った。
 (いいか!?俺達がボールをとる!!ティーダは準備を!!)
 (了解ッス!!)
目で合図をしたのち、全員ボールを持った選手に向かって泳いでいった。
丁度中央部でエイブス3人、グラウド4人が接触した。
どうやらグラウドも全員でこちらを潰す作戦らしい。
中央部で激戦が巻き起こる。
ありとあらゆる蹴り、殴打、頭突き。
すでにほとんどの者が血を流している。
ボールはどうにか一番後ろのグラウド選手が持っている。
 (ぬがあ!!?しつこい!!)
バドが歯を食いしばりながら蹴りを放つ。
すると背後からバドが羽交い絞めにされた。前方から二人殴りかかりに来る。
・・うち一人はボールを持っている。チャンスは今しかない。
 (であああああ!!!!!!)
水中で叫びながらバドは二人に体当たりを喰らい、一人に蹴りを食らった。
水の抵抗もむなしくバドは水球の隅まで吹き飛ばされた。
しかし・・・バドの手の中にはボールがある!!
 (ティーーーーダ!!任せたぞ!!!!!)
バドが思いっきりティーダにパスを送る。
そして・・水球を突き破り・・観客席に激突した。
 (バド!!?)
 (バドがやられた!!!)
選手の間で困惑の声があがる。ボールはティーダに向かって飛んでいく。
次第にスピードをゆるめたボールがゆるやかにティーダの顔に当たった。
鼻先で持ち上げられたボールをティーダが凝視する。
ティーダシュートを放つつもりだ。

 (お・・おい!?ティーダ!おまえがいるとこはゴール前じゃねえか!!いくらなんでも遠いすぎ
  る!!!)
 (よし!!この距離なら取れるぞ!!)
各々が準備をする。ティーダのシュートに供えて・・・
ティーダが目を見開き、身体をさらせる。
反転し・・・逆さになったままボールを・・・蹴った!!!!
タイムは残り20秒!!いちかばちかのシュートである。

 ((入れ!!!!))
 ((入るな!!!!!!!))
その他の選手が祈るようにボールを見つめる。
すると・・観客席から水場まで聞こえるほどの声が響いた。
 「入れぇえええええ!!!!!!!!!」
ジルの声援に応えたのか、ボールが更に加速する!!残り5秒!!

 4・・・・
 3・・・・・・
 2・・・・・・・・
 1・・・・・・・・・・!!!

 『ゴ・・・ゴーーーーーーーール!!!!!!!!!』
 『まさかのミラクルシュート!!誰が予想できたでしょうか!?』
 『ザナルカンド・エイブス!!少年ティーダの手により優勝です!!!』

 (はぁ・・・はぁ・・・やった・・・)
ティーダが胸中でつぶやきながらジルに向けて親指を立て、突き出した。
ジルも同じ格好をしている。
この時こそザナルカンド・エイブスのエース、ティーダの誕生であった。

・・・・・・・・・・・・・

 (あの後ジルは引っ越したんだよな・・・改心した親父とお袋と一緒に・・・)
 「エース君?また上の空?」
 「わっと!?ユウナ!!?」
急に目の前にユウナの顔がはばかる。
ビックリしたようにティーダが後ろに倒れた。
 「はは・・・ちょっと昔を思い出してただけッス」
 「昔のこと?」
 「ザナルカンドのこと」
 「・・そだ!!ユウナ!!今日さ!試合で久しぶりに俺の必殺技見せるから!!」
 「必殺技?」
 「ティーダシュート!!それがさ!入った時うん!ユウナに向けてこう・・・親指立てるから!」
 「そしたらユウナも返してくれッス!」
 「了解ッス!」

 「ティーダさん!!そろそろ準備・・」
 「うっす!!お?皆居るな・・?」
 「よ〜し!皆円陣組むッス!ユウナも入って!!」
 「え・・ええ??」
 「いいか?俺が「ビサイド・オーラカ!!」って叫ぶからそのあと皆で今度のリーグの目標叫ぶんだぞ?」
 「・・・言っとくけど「精一杯頑張る」はなしッスよ?」
 「行くッス!!」
 「ビサイド・オーラカ!!!!!」
一同が少しためらったかのようにお互いの顔を見合って、こくりと頷いた。ユウナも一緒に。
 
 「「優勝!!!!」」


〜EXIT〜

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